こんにちは!
この記事を開いてくれて嬉しいです!
あなたは
「大学を辞めたい」
「大学に行く意味がわからない」
「大学卒業した後の自分の将来が不安」
と一度でも考えたことはありませんか?
大学生活はやること多いからね。
実はその考え、理にかなっているかもしれません。
なぜなら
「年々高くなる学費」
「学歴フィルターの確実な存在」
「奨学金を返済できない人の増加」
などから、大学を卒業することのリスクが上がっているからです。
今回は、大学で勉強することのメリット・デメリットや、大学で何をするべきかはもちろん、大学を中退するべき理由や、大学を辞めたあとの具体的な進路など、他の記事には無い踏み込んだ内容を、分かりやすく解説します。
この記事を読めば、必ず得をするようにまとめましたので、最後まで読んでくださると嬉しいです…!それでは早速どうぞ!
目次
大学を辞めたいと思う理由

まずはこの「大学を辞めたいと思う理由」について解説します。
辞めたい理由は人それぞれですが、根本的な理由は3つあります。
1つ目は「広くて浅い交流が多いから」
2つ目は「教授は講義に力を入れてないから」
3つ目は「お金や時間が無いと遊べないから」
となっています。
読者じゃなくて、大学に問題があるってハナシ
広くて浅い付き合いが多いから

高校と比べ大学は、特定の友達といられる時間が非常に少ないです。他にも、サークルやバイト、ゼミなどで、大学生活のほとんどの時間は、色んな人と密接に関わるため、そのことが広く浅い付き合いが多くなることに繋がります。
「人間が付き合い続けられる親友の人数は5人が限界」と言われていることを考えると、この広く浅い交流がストレスに感じるのも無理ありませんよね。
少しは人見知りの気持ちにもなってほしいよなァ!
もともとあなたが、「人と関わるのがめちゃめちゃ好きでたまらない!」と思うのならいいのですが、苦手な人は大学の環境や雰囲気が合わず、辞めたいと思う理由に繋がるわけです。
教授は講義に力を入れてないから

教授の仕事は教育ではなく、研究がメインです。教授は講義よりも研究を優先することで、講義のレベルや質が低くなり、大学がつまらないと感じることから、辞める理由に繋がります。
他にも、誰もハイレベルな講義を望んでいないことが原因だったりします。
下の図を御覧ください

大学の講義がつまらない理由を図で表しました。このように、学問を追求しても、企業の面接官、学生、教授全てにメリットが無いことが分かると思います。
あなたの大学もこのようになっていませんか?
お金や時間無いと遊べないから

お金や時間が無いことで、出来ることが少なくなるのも原因の一つ。特に生活費がカツカツな学生や、バイトで大量の時間を費やしている人は、そのストレスのかかる生活から辞めたくなると感じます。
8割の学生はバイトしているみたいだよ?
日本では年々貧富の格差が大きくなっているので、学生生活を楽しめる人と楽しめない人の2つに別れています。そのために奨学金が存在するのですが、奨学金を返済できない人が問題になっていることも解説する予定です。
このように、大学を辞めたいと感じる理由は様々で切りがありません。なので別のページでまとめたので、気になる方はぜひ御覧ください!
【大学辞めたい・つまらない】大学がつまらないと感じる理由を解説
大学を辞めるべき理由とは?
次は大学を辞めるべき理由について解説します。
他のサイトでは「大学を辞めると逃げ癖がつくから辞めるな」や「大学を辞めると就職の幅が狭まる」と解説している場合がほとんどです。しかし私の解説は、そのような意見を全て否定してます。
マイナスな解説が続きますが、これは事実の話です。読者によっては辛い話になるかも知れませんが、付いてきてください…!
【理由①】学歴フィルターの存在

「大卒資格で就職の幅が広げるために適当な大学を卒業しておく」と言う話をよく聞きますよね。
しかし実際は、応募だけ出来るが、学歴フィルターに高確率で落とされてしまうのが事実…。そのため、学歴フィルターに明確なラインを引くのなら、以下の2つの理由から大東亜帝國以下の大学だと私は思っています。
1つ目の理由は、学歴フィルターの対象になった大学が明確になった事例が起きたこと。2つ目の理由は、「有名企業への就職に強い大学」トップ200校を参考にすると有名企業に就職できるギリギリのラインが日東駒専と分かるからです。
他にも学歴フィルター42校という考え方では、日東駒専でも落とされると言われていて、日本の大学807校あるうちの残りの765校は学歴フィルターで落とされます。
つまり、就活で通用する大学の数が少ないことが、大学を辞めるべき理由の1つです。
対策は早めに就活に力を入れること!

学歴フィルターが存在する理由は3つあります。それぞれ上げると…
「雇用のミスマッチを減らすことができる」
「効率よく人材を探すことができる」
「共通の話題ができる」
など、いろんなメリットがあります。だけどフィルターの存在を公表すると悪いイメージがつくので、企業は自ら公表しません。
ぶっちゃけ公表したほうが、就職先絞れるから
助かるんだけどなァ。
学歴フィルターについてはこちらで解説してますよ!
【95%の大学が対象】学歴フィルターとどう向き合うべきか
【理由②】大学の就職先は厳しい

先程の続きになりますが、フィルターがきっかけで落とされてしまう学生の就職先を調べたところ、このようになります。
具体的なデータが見つからなかったので、さまざまなサイトで調べました。
「医療業界」「介護施設」「保険」「飲食」「IT業界」「小売業界」「運送・物流業界」「建設業界」「公務員」「水商売系」などなど。ここでの注目点は、大学を卒業しなくても就職できる業界がほとんどなんですよね。
ならば大学を中退して、学費と時間を節約するのも有効な手段だと思います。
上記で解説した通り、大東亜帝国以下の大学で就活をするのは、めちゃ大変です。そんな大学でも対策方はあります。1つ目は就活に力を入れること。2つ目は中退を検討することです。下記でも解説してますが、詳細はこちらでまとめてますので、ぜひ御覧ください!
【大東亜帝国以下はFラン】Fラン大学の特徴と学生の将来について解説
【理由③】専門学校と同じ内容を勉強する大学

大学の中には、専門学校で学べる内容をカリキュラムに取り入れている大学があります。
例えば帝京平成大学では、「はり師・きゅう師」の国家資格を4年間勉強します。ですが、首都医校という専門学校だと同様の資格を低価格・短時間で取得できるんですよね…。
その学費の差額は、はり師・きゅう師の場合約400万円の差が開いています。
大学で学ぶメリットに、「大卒資格の取得」と「就職の幅が広がること」がありますが、就職先は専門学校卒の生徒とほぼ同じで、海外ビザの取得する確率や大卒限定の資格に挑む人の少なさから、学費に見合うメリットはほとんど無いように思えます。

大卒限定の資格は、司法試験や薬剤師、臨床心理士など、比較的難易度の高い資格がそろっているよ。
大学で勉強することで、卒業までの4年分の時間をかけてゆっくり勉強できることができると、思っている人もいるかも知れません。
しかし実際は資格とは関係ない科目を強制的に受けさせられる(必修科目になっている)ことや、卒論作成やゼミなどに時間が割かれる場合もあるので、自分のペースで勉強するのはむずかしいです。

他にも、基本給は高卒の方と比べて約10000円ほど高くなりますが、大学の学費はめちゃめちゃ高額で、学費が450万円と考えると、元を取るのに450ヶ月、約37年分の時間がかかります。
また、大学は4年間の勉強が必要で、就職する時期が1年・2年遅れ、その分の給料を考えるともっと時間が必要です。
この
「専門学校より学費が高いこと」
「大卒資格を取得しても使い道が無いこと」
「大卒の給料でも元を取るのに時間がかかること」
この3つから、大学を中退するべきだと考えています!
大学を中退して専門学校に編入できれば、学費が安くなる場合がある。
詳細はこちらの記事で解説してますのでどうぞ!
【学費300万円の差】専門学校で取れる資格を大学で取る意味は無い
【理由④】大卒資格の有無は生涯年収と関係ない

よく「高卒と比べて大卒の方が生涯年収が4600万円も高いから、大学は中退するな!」と聞きますが、これ、本当にそうでしょうか?気になったので調べてみたところ、ほとんど関係ないことが分かりました。
東京大学の平均年収729万円ですが、神戸学院大学は432万円です。この時点で大卒になったから生涯年収が上がるのではなく、卒業する大学によって給料大きくが変わることが分かりました。4600万円という数字は平均で算出した数字ですので、あまり気にしない方がいいですよ。

でも「高卒よりは給料が高いんじゃないの」と思う方もいると思います。ですが、なかには低レベルの大学(いわゆるFランク大学)に通い、フリーターになってしまうことで、1000万円の損すると言われています。
引用:Fラン大進学は「高卒で就職より1000万損」の
訳 強い進学志向と「修学支援制度」の不条理
とは
大学で4年勉強することは、4年働かないことを意味しています。
つまり、生涯年収を左右するのは、「大卒か高卒かで判断するのではなく、就職先が全て」ということになってしまいます。
高卒でも就職先の収入が高ければ生涯年収も高くなり、逆に大学に通っても、就活に失敗することで逆に生涯年収が下がってしまうこともあります。
まとめると、大学を卒業することで生涯年収が上がるどことか、良い就職先を見つけなければ下がってしまうことが、大学を辞めるべき理由です。
ぶっちゃけ、大学の学費が高すぎるのが一番悪いよねー。
【理由⑤】最悪なタイミングで最高の借金をするから

奨学金の返済は、大学を卒業・中退してから7ヶ月後に始まります。この時期が何を意味するか。それは、年収が一番低いタイミングから返済が始まることを意味するんです。社会人のお小遣いは3~5万円と言われていますが、奨学金の平均返済額は1万6880円なので、自由に使えるお金が1/3に。さらに奨学金を利用していたら1/2ほど減額されてしまうのです。
「返還期限猶予」という、返済を最大10年までを無利息で先延ばしにできる制度がありますが、正直これ、問題の先延ばしに過ぎないんですよね…。
奨学金の返済は楽になりますが、最大まで伸ばした場合は32歳。結婚や住宅ローンなどを考えるタイミングでもありますので、「20代のときに苦労して返済するか、30代で悩みながら返済するか。」奨学金の返済は一筋縄では行かないのが、現状です…。
奨学金の返済に必要な年数は15年と言われているよ。
奨学金の利用が当たり前になりつつある世の中。奨学金を利用するのは確実にリスクだという考えが薄まりつつあります。
【理由⑥】半分の大学生は40代まで貯蓄出来ない

文部科学省によると私立大学の学費の平均は、4,690,467円となっていて、国立大学の2,143,200円と比較すると、2倍以上の金額が離れています。実は私立大学の学費は年々値上げしていることをご存知ですか?国立大医学は平成17年から学費をキープしてますが、私立大学は物価・電気代の高騰や、増税などから値上げを続けていて、まだこの傾向は続くみたいですよ。
引用:早慶など私大で学費値上げ続々、14万円
アップも 物価高騰など理由
国公私立大学の授業料等の推移
ここの学費の高騰で気になるのが、奨学金の話です。
「学生の半分が平均310万円奨学金を利用」
「50代の平均貯蓄額が350万円」
このデータを組み合わせると、
40代でも貯金できないことになります…。
みなさんにはそうなって欲しくないので、大学を中退して学費を抑えることを提案しているわけなんです…。
引用:20代、30代、40代、50代など年代別の平
均貯金額は?人生に必要なお金を解説
引用:奨学金や教育費負担に関するアンケート報
告書

奨学金利用者の8割が、返済が負担になっていると答えています。
奨学金の金額は家計簿の平均と比較するとより詳しく理解することができます。
【Coming soon】家計簿から分かる奨学金の返済の負担について
【理由⑦】奨学金で後悔する人が半分を超える

アディーレ未来創造基金が募集したアンケートで、奨学金の返済で生活が苦しくなっていると感じている方が多いことが分かりました。

奨学金の利用を後悔していると答えた人は半分を超えています。約300万人もいる学生の半分は奨学金を利用しているので、75万人の学生が後悔していることになってしまいます。
自分の友だちは親に奨学金の肩代わりさせてたな…。

奨学金の利用を後悔している人の声を集めてみました。
・手取り月収の6分の1を奨学金返済に充てており、全く貯金ができず、趣味の充実も、人生設計も諦めざるを得ない状況。
36 歳女性 国公立・大学院修了 正規社員(正規職員) 子ども無 奨学金利用有
・奨学金を返還するまでは、結婚も出産もできないと感じる。自分の場合は、実家もお金がないので、頼れるのは自分の収入だけである。結婚相手にもよるが、自分の家計に余裕がないうちに子どもを産めば、その子どももまた奨学金を頼りに進学しなければならない。奨学金は借金であり、卒業後を借金と共にスタートするような思いを子どもにはさせたくないと感じる。
24 歳女性 国公立・大学卒 正規社員(正規職員) 子ども無 奨学金利用利用有
引用:労働者福祉中央協議会
借入額に記載は無いものの、学費の低い国公立大学を卒業しても奨学金で悩んでいることがわかりますね。
奨学金を返済しないとどうなるのかも解説してますので、利用している方にはぜひ読んで欲しいページです。
【学生向け】奨学金の返済がどれほど払えないものなのか解説します
【理由⑧】大学生は精神が病みやすい時期でもある

まず前提として、学生の年齢の18~22歳あたりの年齢は、精神的に病みやすい時期だということを覚えておいてください。精神疾患は25歳以下の方に発症する確率が高く、海外のデータによると、24歳になるまでに75%の確率で発症すると言われています。
ここまでは学生じゃ無い人も同じです。ですが学生生活は思ったよりストレスがかかります。毎日の通学電車、浅く広い人間関係、バイト、単位、就活…などなど、ストレスの大きさは小さいですが、これらを同時に解消する能力が必要です。特にあまり人付き合いが得意ではない人には非常にストレスが掛かりやすい空間なので、注意が必要です。

問題は、本当に病んでしまった後についてです。多くの人は「休学」で疲れた精神を回復させる方法を取ると思いますが、私は退学することをおすすめしてます。理由はお金がかかるからです。
自分も過敏性腸症候群という精神疾患に苦しんでた時期があったよ。
休学すると、休学期間の間は学費を払わなければなりません。特に私立大学は1/2ほどの学費を払うので、1年間の学費が120万円だとすると、半年休学するのに30万円のお金が必要です。また、休学の間は単位が貰えないので、来年分の学費も払わなければならないので、単位の取得状況によっては合計150万円の金額が必要になります。
つまり、休学を選ぶなら中退をしたほうが、ストレスの根っこから解決できますし、お金もかからないのでおすすめです。詳しくはこちらからどうぞ!
【大学辞めたい】「うつ」になったら休学じゃなくて退学しようよ
大学の問題点
すごくマイナスな話ばかり続いてますが、今からする話は大学の現状についてです。日本の大学の数は807校と言われており、定員割れしている大学が増加しているにも関わらず、今でも新しい大学が増え続けています。
続いて、なんで大学は増え続けているのか、なんでレベルの低い大学は潰れないのかについて解説します。
【問題点①】レベルの低い大学の増加

現在私立大学の数は589校あると言われていますが、そのうちの466校は偏差値が45以下の大学なのをご存知ですか?
令和4年では444校でしたが、偏差値が下がった学校や、偏差値の低い大学が設立されたため、令和5年には偏差値が40以下の大学が41校も増えてしまったのが原因です。

ここで気にするポイントは、大卒資格のブランドの低下です。いまは全入時代となり、お金がある人もない人も誰にでも学生になれる時代が来ています。
ですが、その大卒の価値も偏差値の低い大学が増えるに連れて薄れています。上記で解説しましたが、大卒資格が生涯年収を左右する訳ではないのも納得ですよね。
元文科省の人は、「大学の需要を満たすために、偏差値の低い大学を乱立した」と明言していたぞ。
【問題点②】低レベルの大学が潰れない理由

そんな増え続けている低レベルの大学が潰れない理由を考えたところ、3つの原因が見つかりました。1つ目は「文科省の天下り先として機能させているから」2つ目は「税金を使って補助金を出しているから」3つ目は「学校法人の顔となる大学を潰したくないから」です。
学校法人はお金を持っているからね。詳しくは書籍「日本の私立大学はなぜ生き残るのか」を読んでくれぃ
【問題点③】文科省が打ち出した専門職大学について

文科省は「専門職大学」という新たな分類の大学を設立しました。普通の大学と何が違うのかというと、専門学校で学ぶ内容と教養学科の内容を同時に勉強することで、より実践的に勉強できるというもの。これ…。
専門学校で良くね?
この分類の大学も、天下り先として大学を利用している文科省が打ち出した大学なので、やや勘ぐってしまうところもありますが、定員40名なのに、3人しか入学できなかった学校があることを考えると、明らかに世間のニーズとズレている気がしますよね。
引用:EV開発の専門職大学、定員割れの開学 飯豊町、初年度は学生3人
【問題点④】なんとしても延命しようとする大学

最近、私立大学の間で「高大接続」を取り入れている学校が増加しています。高大接続とは高校と大学と大学入試を1つにまとめた教育改革のことをいいます。
要は、高校から大学へ生徒を流そうとしているわけだね。
なぜこのようなことをしているかというと、学生の確保のためです。
偏差値の高い有名な大学も高大接続をしてますが、あまり知名度の無い大学でも、この取り組みを始めています。特に「和洋女子大学」という偏差値44~52の大学は、めちゃ積極的に高大接続をしていて、合計24校と協定を結んでいます。
引用:和洋女子大学が高大連携事業・高大接続教育に関する協定を締結—締結校は24校に
他にも、私立大学から公立大学に改革しようとする大学も存在します。その目的は「公立化で地方交付税という国の税金で学校を運営出来るから」と「その分学費が下がり、入学希望者が増えることで偏差値が上がる」などで、主に財政状況の悪い大学が取り組んでいます。
最近は「千葉科学大学」が公立化を勧めているよ。
【問題点⑤】大学にしかできないことは、ほぼ無い

大学にしかできないことは何かを考えると、大企業に就職できる以外無いんですよね。その大学もほんの一握りしか入学できないので、なおさらです。
例えば勉強なら大学じゃなくてもYoutubeや本、セミナーでできますし、大卒資格の取得も通信制大学で、私立大学の1/4の学費で取得できます。他にもあるので下の図を御覧ください。

このように、大学に行かなくても代わりの手段はあるんですよ。確かにレベルは妥協しなければなりませんが、「450万円の学費を払ってまで大学にこだわるか」と言われたら自分は「こだわる必要ない」と思ってしまいます。
みなさんはどう思いますか?
みなさんの意見が聞きたいです!「X」でも活動してますので、どうかお聞かせくださいね!
「もっと大学の裏の顔を知りたい!」と思う方はこちらでたっぷり解説してますので、是非どうぞ。
【大学を辞めるべき理由】なんで低レベルの大学は潰れないのか解説
ここまで大学の問題点について解説しました。付いてこれてますでしょうか…?ずっとネガティブな解説しているので、なかなか疲れていると思います。ここでみなさんに伝えたいことが…。
ここまで読んでくれてめちゃ嬉しいです!
これほど大学をdisっているのはおそらく私だけなのでは無いでしょうか?次の内容は、そんな大学でどう生きるか、何をすればいいのかについて解説します。
じゃあこれから何をすればいいのさ
【解決法①】就活に力を入れて、良い企業に就職する

上記の解説した内容すべてに1つの共通点があります。それは、大学で就職することは難しく、就活に失敗したときのリスクが大きいということです。
つまり、収入の高い企業に就職できたら、この問題はすべて解決できるということを意味します!
学歴フィルターで面接ができないと解説しましたが、Fラン大学生でも大手企業から内定をとる優秀な学生も存在します。この動画を御覧ください。
この動画の内容を要約すると…
- Fラン大で大企業から内定を2つ獲得
- 3年の6月から就活を開始
- WebテストとESの対策を徹底
- とにかく大手にエントリー
- 人柄をアピールして差別化
正直誰にでもできる芸当ではないな…
このように、Fラン大学でも大手企業に就職するチャンスが少なくとも有るということです。
そのためには就活に力を入れる必要があります。就活のテクニックを解説したいところですが、いっけね!このブログは「大学中退完全マニュアル」でした。なので、別のブログに任せるとしますね。
【解決法②】大学を中退して、リスクを少しでも減らす

就活に力を入れることができないのなら、大学を中退して少しでも出費を減らすことをおすすめします。一番最悪の流れは、高い学費を払って大学を卒業したけど、就活に失敗してしまい、生活難に陥ること。ここだけはどうしても避けたいです。
そのために
「予め大学を中退する。」
「臨機応変に中退する。」
「そして少しでもリスクを抑える。」
大学のレベルが年々下がっている以上、卒業することが必ず将来に繋がるとは限りません。
そしてこのブログで、1ミリでも良い生活を送れるようにサポートしますので、一緒に頑張って行きましょう。
一緒に頑張ろうぜ!
もし中退すると決めたのなら、中退するまでの手続きや自立までの流れをこのページで詳しく解説してますので、ぜひご覧くださいね!
【補足説明】中退したほうがリスク?
ここで少し補足させてください。
中退することが逆にリスクに繋がると思っている方もいると思います。はっきり言うと、中退したほうがいい人、しないほうがいい人の違いは「条件の良い企業に就職できるかどうか」にあります。もし、卒業するか・中退するかで迷ったら、これを基準に考えていくといいでしょう。
下にも中退したほうがいい人、しないほうがいい人について解説してるよ。
次は大学を中退することで得られるメリットについて解説していきますよ。
大学を中退することのメリット
【メリット①】学費を払わなくて良い

大学を中退することで、学費を払わなくて良くなり、奨学金を利用する人は奨学金の返済が楽になります。
自分の経験談なんですが、3年に上がるタイミングで大学を中退することで、奨学金の返済額を半分にすることができました!自分の就職先が寮暮らしで食事がついてきたため、貯金もスムーズに進み、大学を中退し約3年で返済することができたのは、個人的に大きな経験だったと思ってます。
「じゃあ最初から入学するな」と言われるけど、高校生の頃と大学生の頃では考えが変わることもあるのです。
奨学金の返済に必要な年数は15年ほどかかるといわれていますので、2年度までに中退できれば7年分の時間を早めることが出来ることがメリットです。
奨学金の返済を早めることで、将来結婚するかもしれない人に迷惑をかけないことだったり、車・マイホームなどのローンが組みやすくなるなど、良いことがあります!
【メリット②】一時的に時間を自由に使える

大学を中退することで、一旦自由に使える時間ができます。ここでストレスを解消してほしいのですが…「ニートになれよ!」と言っているわけではありません。中退してすぐに就活を始めるのではなく、準備期間を設け、万全の状態で就活に挑むことをおすすめしてます。
就活する前に、資格やお金の勉強したり…
このブログは、大学を中退しても豊かな生活を送ることをテーマにしています。頑張ることも大切ですが、時には休んで自分のペースで行きましょう~。
【メリット③】大学のストレスからの開放

大学がストレスが溜まりやすい空間なのは説明しましたね?大学を中退することで、大学から発生するストレスから開放されます。
自分は大学を中退することを「逃げ」だと思っていません。大学生活が何たるかを知れた時点で、「意味はあったのかなぁ」と自分自身でも思ってます。大事なのは、あなたがここからどう立て直すか。私もこのブログを通して全力でサポートしていきたいと思っています。
読者を変える。このブログの一番の難題や。
次はデメリット面について解説しますよ。
大学を中退することのデメリット
【デメリット①】大卒資格を取得できない

大学を中退することで大卒資格の取得ができなくなります。特に、偏差値の高い上位の大学を中退すると、就活の幅が狭まることが一番のデメリットです。
でも正直、自分が前に通ってたFラン大学みたいな、就活で通用するか難しい大学の場合は、面接に応募しても落とされる確率が高いので、人によってはデメリットにならない場合もあります。ゴメンナサイ。
偏差値40-44の大学では、実質就職率が51.4%らしいよ
引用:大学の偏差値と退学率・就職率に関する予備的分析
【デメリット②】大学の友だちと会える機会が減る
大学でできた友達と会える機会が、格段と減るのもデメリットの1つになります。
本当に中のいい友達なら、SNSを通じてやり取りはできますが、サークルの場合は出ていった人に対して風当たりが強いため、サークルで関わった人とはほとんど関わりを持てないと思ってもいいでしょう。
この、大学を中退することで人間関係が薄くなるのが明確なデメリットです。
サークルとの関わりは大学特有だもんね。
【デメリット③】時間やお金が無駄になる

大学を中退することで、いままでに大学で使った時間やお金が無駄になります。しかし、人間の心理には「今までにかけた労力やお金を無駄にしたくないあまり、正常な判断ができにくくなる状態」になる場合があります。
サンクコスト効果と呼ばれるらしいです。
パチンコの「あともう1000円いれたら当たるかも」という気持ちもサンクコスト効果っすね。
自分自身が、「大学を中退するべき人」か「そうでない人」かを見分けるのは難しいと思いますので、下記に大学を中退するべきか判断できるチャートを載せました。ぜひお使いください。
大学を中退したときのメリット・デメリットについて解説しました。次は中退した後は何をすれば良いのかについて、解説していきます。
辞めるか辞めないかで迷っている方へ
辞めたほうがいい人の特徴

中退したほうがいい人の特徴をまとめると、「条件の悪い企業にしか就職できない大学にいるか」「大学の勉強にうんざりしている。」「学生生活がつまらない・ストレスを感じる」など、「大学に対して消極的な人」や「良い企業に就職出来ない確率が高い人」が挙げられます。
せっかくの高い学費を大学に払うのではなく、もっと他のものに使ったほうが有意義ですよね。
辞めない方がいい人の特徴
中退しない方がいい人の特徴は、「良い企業に就職できる大学に通っている人」と「人の繋がりを大切にしている人」が挙げられます。特に日東駒専以上の大学に通っている学生は、就職できる確率が高く、中退することのデメリットをダイレクトに受けてしまいますので、ゆっくりと考えることをおすすめしますよ。
いい大学に通っていても、何らかの事情で就活ができそうにないのなら、たとえ東大・京大生でも、中退することをおすすめしています。
大学中退チャートで判断しよう

ここまで「自分が中退するべきか、しないべきか」の判断基準について解説しました。でもまだ、はっきりしない方もいると思いますので、チャート表を作りました。ぜひご活用してくださいね。

通信制大学については下の方で解説してますよ。
大学を辞めた後は何をすれば良いのか
【実践①】大学を辞める前にするべきこと

中退するために何から始めれば良いかは、下に表示している別のページでまとめてます。なのでここでは簡単に解説しますね!
改めて、大学を辞める前にするべきことを解説すると、このようになります。
- 「クレジットカードを申請する」
- 「両親を説得する」
- 「使えるお金を把握する」
- 「必要ならば賃貸を探す」
クレジットカードを申請する理由は、大学を中退する前に申請したほうが、審査が通りやすくなるからで、今後の生活でクレジットカードは必須になるので、必ず申請して置きたいところです。
三井住友カード(NL)や楽天カードがあれば十分ですよ
2つ目は両親の説得です。両親からの許可がないと大学は中退できないので、もし両親が厳しく、説得に困っているようでしたら、上記の「大学をやめるべき理由」を説得の材料にしてもいいですよ!

3つ目のお金の把握は、奨学金とお小遣いの合計の金額を把握します。
この金額で中退した後のやるべきことが変わってきます。奨学金の利子は非常に低いので、すぐに返済せず生活が安定してから返済を始めることで、スムーズに新生活を送ることができます。
もし、親から実家暮らしなどの支援ができなさそうなら、早めのうちから賃貸を探す必要があります。賃貸を探すためには軽い勉強が必要で、基本はワンルームか1Kになると思いますが、それぞれのメリット・デメリットなど確認しましょう。
【実践②】中退の手続きについて

中退の手続きの流れを説明すると、このような流れになってます。
- 大学から退学届を貰う
- 担任の教員と相談する
- (利用している人は)奨学金停止の手続きをする
- 必要事項を記入する
- 提出して退学する
退学届をもらう場所は、総務課(教務課)に行けば貰えますよ。大学によっては郵送しか貰えない場合もあるので気をつけてください。
ここでの注意点は、早めに担任の教員と相談することです。担任の教員が忙しく、相談する予定が後になり学期をまたいでしまうと、その学期分の学費を払わなければならないからです。学期を払わずに中退すると、除籍として扱われるので、気にする方は早めに相談の予定を入れてください!
自分はそれで除籍してます。面接官に除籍した理由を聞かれますが、「学費のため」と答えれば、何の問題もありませんよ。
【実践③】中退した後にするべきこと

中退した後にするべきことをまとめるとこんな感じです。
- まずはゆっくり休憩する
- (利用している人は)奨学金の返済額を確認する
- これから紹介する進路の準備を始める
- お金が無いならバイト・治験で初期費用を稼ぐ
まずは、大学生活お疲れ様でした…!ゆっくり休憩してくださいな。大学生活ではできなかったことを存分に楽しんでください。ですがこれから残り3つの宿題も同時にこなすといいですよ!
自分は大学を辞めた後、平日の朝からビールを片手にスーパー銭湯に行きました…!
奨学金停止の手続きをした人は、奨学金の返済額を確認します。
確認する方法は、スカラネット・パーソナルなどのスマホで簡単に確認できるサービスを利用すると、後がぐっと楽になります。ログインするときは、奨学生番号が必要なので、メモするといいでしょう。
手続きの時に送られる、貸与奨学金返還確認票からでも奨学生番号を確認できます。
【補足説明】大学を辞めた後の進路

ここで補足説明です。大学を中退した後のおすすめの進路は6つに別れていると私は思ってます。説明しますね。
- 通信制大学に編入する
- 専門学校に編入する
- 就職エージェントを利用する
- 求職者支援訓練で資格を得る
- とにかく奨学金を返済する
- フリーター・ニートになる
【進路①】通信制大学に編入する
通信制大学に編入することで、節約しつつ大卒資格を取得できる。大卒が必要な人におすすめ。
【進路②】専門学校に編入する
専門学校に編入することで、大学を卒業するより学費の節約に繋がる。欲しい資格がある人におすすめ。
【進路③】就職エージェントを利用する
最速で正社員になれる。安定を取りたい人には勧めるが、焦りは禁物
【進路④】求職者支援訓練で資格を得る
条件を満たせばお金をもらいながら勉強できる。満たせなくても相場より低価格で資格の勉強やスキルアップできる
【進路⑤】奨学金を返済・初期費用を稼ぐ
奨学金の返済に特化することで、悩みのタネを減らす。治験・リゾートバイト・住み込みの仕事などなど
【進路⑥】フリーター・ニートになる
可能なら親からの支援をもらいつつ、自分のやりたいことをやる。ネット企業など。前提条件として、熱い情熱とめげない心が超超超必要。

以上がお主な進路先となっています。
もしお金が無いのなら進路⑤の初期費用を稼ぐことになります。正社員になりたいのなら、就職エージェントが一番の近道ですが、これらの進路先はあくまでも一例。まずは自分の状況と一番近い進路から手を付けること大切ですよ!
もう一度お伝えしますが、大学を辞めた後の進路については別のページで詳しく解説してます。よろしければこちらからご確認ください!
また、就職しただけでは豊かな生活が送れるとは限りません。投資、節約など、生活をもっとより良いものにするためのテクニック集などを紹介しています。こちらもぜひ確認してくださいねー!
ここまで、大学を中退した後何をすれば良いのかについて解説しました。次は「働きたくない」と思う人へ伝えたいことがあります…。
働きたくないと思う人へ

「働きたくない…」よく聞く言葉ですね。その言葉の裏には…
「上司の言うことを聞かなければならない」
「劣悪な職場環境で働かなければならない」
「満員電車で毎日出勤しなければならない」
こういったマイナスなイメージを想像し、苦しんでいる人もいると思います。
確かに、ブラックな環境で毎日働いている人もいます。しかしここで伝えたいことは
「今は人手不足で若者の労働力は貴重」
「就職以外にも方法はある」
「両親・生活保護を頼ること」
この3点です。
労働環境を改善しようとする企業

近年、人手不足が加速していて、正社員の人手不足で困っている企業が52.1%まで昇りました。
引用:人手不足に対する企業の動向調査(2023年10月)
そのため、若手の需要はどの業界も高く、歓迎される可能性が高いことを示します。
特に一次産業系(農業・林業・漁業)は顕著ですね。
こちらの動画を御覧ください。
この動画の内容を要約すると…
- 遠泳漁業で働く若者が増加している
- 新卒で就職する人が去年より4倍
- 人で不足が深刻で、若者を積極的に採用
- 労働環境の改善に取り組んでいる
- ホテルのような内装、PS4などなど
あくまでも、一つの会社の一例ですが、こんな感じで労働環境の改善に力を入れている企業が増えていることを忘れないでください!
他にも、伝えたいことがあります。それは…
就職以外にも方法はあるよ

労働以外にも、お金を稼ぐ方法はあるということです。
現在、一つの会社に依存するのではなく、自分の力でお金を稼ぐ人が増加していまます。(Youtuber・フリーランス・副業など)お金の稼ぎ方は、就職して給料を得ることだけでは無いことを伝えたいです。

内閣府のホームページによると、「これからは個人事業主と従業員の境がますます曖昧に」と記入されています。
つまり、まだまだ副業している人が増えることが予想され、アメリカの調査ですが、個人事業主になった人60%が収入の増加に成功したと回答してます。
引用:3-7.働き方の将来
もし副業に成功したら独立でき、好きな時間・好きな場所・好きなことでお金を得ることができるため、働きたくないと思う人には、いずれ自分で稼ぐ力を見について欲しいです。
しかし、いきなり「働きたくないなら個人で稼げ!」と言われ困惑する人がほとんどだと思います。なので最初はマネタイズの勉強から始めると良いですよ!
マネタイズは収益化の方法のことを意味しますよ。書籍やSNSなどから勉強できます。
無理なら両親・生活保護を頼ること!

上記でも解説した通り、24歳以下の人は精神疾患に掛かりやすく、大学生活は人によって非常にストレスが溜まりやすいです。
万が一、大学生活に精神を押しつぶされ働けなくなったのなら、両親に頼ることや最後の手段として生活保護を申請するのも一つの方法です。
私はブログを書いているだけで、この記事を読んでくれる方の事情は分からないですが、就職に備えるために、一時的に両親を頼りつつ、実家で休養を取ることが必要になる場合があるかもしれません。もしそれすら困難な場合は、生活保護の利用を検討する必要があるかもしれません。
ですが、解決方法は必ずあるため、困ったらまずは誰かに相談することを忘れないでください!
NPO法人から助けを借りるという方法もありますよ。
まとめ
以上で解説を終えます。「卒業すると自己破産」というタイトルでびっくりされた方も多いのではないでしょうか?ですが私はただ不安を煽りたいわけではありません。
私の友達は大学を卒業したにも関わらず、就活に失敗し現在はフリーターになってしまいました。奨学金の返済はすべて親に肩代わりしてもらい、さらに「子ガチャに外れた」と直接言われる始末…。
確かに就活に失敗した友達に責任があります。ですが、本当に100%その友達の責任でしょうか…?
「利益最優先でとにかく入学者を集める大学」
「財産めちゃあるのに絶対に下がらない学費」
「就活の失敗は全て自己責任と言い張る大学」などなど…
大学の責任は非常に大きいです。
また、大学に入学や奨学金の利用を決めたのは、お金の重みを実感してない高校生の時期で、500万円以上の借金を背負う事ができる仕組みに疑問を感じてます。
今後は、加速する人口の減少と、物価高・増税などから、大学同士の入学者の奪い合いバトルはますます苛烈していくことが予想できます。
ですが私は、被害を受ける学生を増やしたくないので、このブログを通し、これ以上必要のないFラン大学を潰したいと思っています。
もちろん世界に貢献できている大学は潰そうと思ってないですよ?
ありがとうございましたー!!!