退学から自立するまで!

【大学中退して新生活①】お部屋探しの流れを学生でも分かりやすく解説!

「大学は辞めたいけど、住む場所はどうすれば良いのか分からない」という方はいませんか?

一旦、実家暮らしで家賃を抑えつつ貯金する方も存在しますが、親がそれを許さない場合、自分で賃貸を探し、契約、引越す必要があります

特に、お部屋探しは知識を持ってないと、いい部屋を探すことはできません

引っ越しは簡単にできるわけではなく、その分慎重に考えなければ失敗したときのリスクは大きいです

以前にアパートを借りたことがある方なら、話がスムーズに進むかもしれませんが、始めて引越す人なら不安になると思います

なので今回はいい物件を見つけ、契約し、引越すまでを、3つのPartに分けて解説したいと思います

また、いい部屋の探し方はこのサイト以外にも情報は載ってますが、ここは「大学を中退して豊かに暮らす」をテーマにしたサイトです

なので、この記事には

  • 年齢は18~20代前半
  • 経済的な余裕は無い(余った奨学金・治験・バイト代から捻出)
  • 引っ越しの経験はほとんどない

この3つに当てはまる方を中心に、この記事は作られてますが、大学生でない方でも参考になるように作成しましたのでぜひ御覧ください

それでは、本題に入りましょう

部屋の探し方を解説

お部屋探しにかける時間

引っ越しするなら、お部屋探しに1ヶ月、引っ越しで3週間、約2ヶ月ほどの期間を設けると、余裕をもって行動できます

ぺんぎん
ぺんぎん
それ以上の短い時間で賃貸を探そうとすると焦りの原因となり、質の低い物件を選んでしまうことや、ぼったくられる可能性もあるので、焦らない程度の時間を用意するといいですよ

もし賃貸に住んでいる方なら、退去手続きをする必要があり、引っ越しが完了する約1ヶ月前に申請するのが一般的なので、事前にかんたんなスケジュールを組むとスムーズに手続きが進みます

また、引っ越し商社は1月・10月・12月が安く、3月・4月が高い設定になっていて、業者によっては価格が2倍近く変わりますので把握してください

そのため、可能であれば引っ越しのタイミングをずらして、節約を図りましょう

探す前にレインズ(REINS)について知る

レインズは、「Real Estate Information Network System」の頭文字をとったもので、不動産を管理するシステムです

あらゆる不動産はこのレインズから不動産情報を仕入れていて、レインズの内容は不動産関係者にしか閲覧できないようになっています

そのためSUUMOやアパマンショップなどで店舗で探しても、インターネットで探しても、表示される物件はほぼ同じです

ですが、「仲介手数料額」「掲載している物件」「サービス」などが異なり、不動産業界の特色を表す部分です

つまり、様々な仲介業者から比較して、一番自分に合った業者から賃貸を契約することが、家賃を抑えながら借りるコツです

インターネットから探す

まずは、24時間いつでも自宅から調べることが出来る、インターネットで調べるといいです

どの仲介業者もレインズを通しているので、扱う物件はどれも同じです

ネットでも様々な仲介業者が存在するので、少なくても3社からは必ず比較しましょう

下に有名な仲介業者の一覧を載せておきます

  1. LIFULL HOME’S
  2. スマイティ賃貸
  3. SUUMO賃貸
  4. yahoo!不動産
  5. いい部屋ネット
  6. アットホーム賃貸
  7. ホームメイト
  8. 不動産ジャパン

この段階では、いきなり本命を探すのでは無く、気になる賃貸を探しつつ、相場を把握することが大切です

下に詳しく書いてますが、地域ごとの特徴や、ワンルームと1Kの値段の違いなどがあります

気軽に探せるのはインターネットの強みなので、じゃんじゃん探してくださいね!

店舗から探す

店舗に入店して探す場合は、大手不動産の店舗ではなく、引っ越ししたい地域にある地域密着型の店舗から探すことをおすすめします

地域の店舗は、地元の情報なら大手不動産よりも持っていることや、家主とのつながっている場合があり、レインズに無い賃貸があったり、安く契約できる確率が上がります

大手不動産の店舗から探してしまうと、店舗側が得する情報や物件しか公開しない場合が多く、地元とのつながりも薄いため、おすすめできません

また、店舗に行かなくても、インターネットから検索すればいいですし、店舗を構えている分のコストを上乗せした価格で、物件を紹介する場合があります

そのため、もし店舗から相談するなら、大手の不動産ではなく、地元の不動産を選びましょう

地図アプリで検索すると、さまざまな店舗が簡単に検索できます

電話で予約を入れておくとスムーズに相談に移れます

条件検索はお部屋探しに必須

インターネットや店舗で物件を探すときは、条件検索を利用すると効率よく、物件を探すことが出来ます

ぺんぎん
ぺんぎん
条件検索とは「埼玉県」「5万円以下」「南向き物件」など、自分の選んだ条件を満たしている物件のみ、表示する検索法です

ですが、その条件絞ることで得られるメリット・デメリットを正しく理解してないと、「カビが非常に発生しやすかった」、「午後になると日が全く入ってこない」など、予想外なアクシデントが発生します

そのため、条件検索する時に考えられる「価格」「住む地域」「賃貸の構造」「間取り」「物件の方角」「階数」の6つの項目を解説します

この6つが分かることで、メリット・デメリットを理解して条件を設定できるので、賢く条件検索ができます

それではいきましょう!

価格について

「賃貸を借りるなら、給料の3分の1の値段がする賃貸を契約するといい」とよく聞きますが、この考え方は時代に合っていません

なぜなら、複数にわたる増税や物価の上昇などで、貯金がたまりにくくなっているからです

下の表を御覧ください

【一人暮らし単身者の家計の理想の支出割合】

支出割合食費18%
住居費28%
水道光熱費6%
保険料4%
趣味・娯楽費4%
貯蓄 17%
交通費5%
日用雑貨・被服費6%
交際費5%
その他6%
引用:ほけんROOM

この表は、理想的な支出の割合を表していて、住居費の割合が28%と最も多く締めています

一番支出の割合を占めている家賃を節約することは、大学を辞めて無駄なお金を使いたくないことを考えると、非常に有効な節約法なのです

また、国土交通省によると現在は少子高齢化によって、都心以外の土地の値段が下がっています

そのため給料の「4分の1」程度の家賃でも、地域によっては全然可能になっています

ぺんぎん
ぺんぎん
「電気をつけっぱにしない」「冷蔵庫は開けたらすぐ閉める」みたいな節約法を一生続けるより、家賃の低い賃貸に住んだほうが、簡単で効率的!

まだ求職中の方なら、地域ごとに定められた最低給与額の3.5分の1程度の家賃を目安に賃貸を探しましょう

都会か地方どっちに住めば良い?

地域によって家賃が大きく変わります

例えば、23区内は便利な街ですが、家賃が非常に高額なため、大学を辞めて豊かに暮すことを考えると、おすすめできません

逆の考えで、田舎に引越し、家賃を抑える方法もありますが、田舎特有の文化や、予想以上に住みにくいなどのデメリットがあり、最悪の場合だと、地域に馴染めずにすぐ引っ越しを繰り返すことにも繋がります

地域ごとに良い点・悪い点が異なりますので、ここでしっかりおさえましょう

東京(23区)

この地域は極端に一長一短です

交通の利便性が高いことや、通勤時間が短縮できるなど、数多くのメリットがあります

しかし家賃の観点から見ると、あまりおすすめできる地域ではありません

ホームズによると、ワンルーム・1K・1DKの家賃は、最安値の葛飾区でも約7万円です

ですが都心に行くほど物価が高くなることや、建物が密集するので日当たりの悪い部屋が多くなるので、値段の割には条件のいい部屋を見つけることは難しいです

なので大学を退学して、経済的に余裕が無いことを考えると、23区内ではなく、コスパの良い郊外や、地方都市に住むことをおすすめします

すが、どうしても23区に住みたいのなら、「タダスム」や「スマ部屋」など、仲介手数料を無料にしてくれるサイトがあるので、活用しましょう

郊外(23区外・埼玉・神奈川・千葉)

この地域は、家賃が高すぎず、生活がしやすいことから、バランスが取れているので、大学を退学した方でもおすすめです

家賃の相場は高くても7万円で、安い物件なら4万円以下で暮らすことも十分可能です

しかし、なにも考えずに安すぎる物件を選ぶと、「治安の悪い地域」「音が響く」など、値段相応の理由があるので、おすすめしません

郊外のデメリットは、通勤にストレスが一番掛かりやすいことです

郊外は人がそこそこ住んでいることと、通勤に時間が掛かることから、朝の駅のホームは常に満員です

始発駅に住む選択肢もありますが、始発駅に指定されている地域は家賃が3割ほど高くなります

そのため、始発駅ではなく、路線の末端にある終着駅の物件を選ぶなど、工夫が必要です

ですが、人口が密集している都心にアクセスしやすく、都心で就職する予定の方には一番オススメできるエリアです

地方都市

札幌、前橋などの地方都市は、家賃と物価が安いのにも関わらず、生活にほとんど不便はないので、新生活を始めるのに、一番コスパのいい地域です

後述しますが、地方や田舎だと、独自の文化や対人距離が近すぎて、ストレスを感じる場合があります

しかし地方都市だとそういったことはなく、都会と田舎のいいとこ取りが出来る、理想的な地域です

また、新幹線や飛行機などで東京へのアクセスが簡単で、値段はかさみますが旅行や帰省も不便なく行えますし、通勤に関しては、東京ほど人はいないので快適に通勤することが出来ます

相場は都道府県によって大きく異なるので割愛しますが、家計面で考えると、一番コスパのいいエリアなのでおすすめです

唯一の欠点は、内見をするときに、地域と離れていたら時間が掛かることと、出来る職の幅が狭まることです

地方・田舎

この地域に引っ越しするのなら、他の地域と比べて、入念に調べることをおすすめします

家賃・物価が低いことは当然ですが、その地域独自のルールや、しきたり、文化などがあり、生活しづらい場合があるからです

休日に行われる草刈りや会議、清掃など様々な地域行事に出席しなくてはなりません

また、交通の利便性が非常に悪いことや、維持するだけで年間40万円の費用がかかる車を買わなければならないなど、デメリットはたくさんあります

なので、「親戚の存在」や、「以前住んだ経験がある」など、地域独特の文化を把握している人にはおすすめできます

東京郊外、地方都市がおすすめ

話を表にまとめるとこうなります

家賃物価住みやすさ
23区内
郊外
地方都市
地方・田舎

以上のことを踏まえると、都心の近くで働きたいなら東京郊外が、働く場所をえらばないのなら地方都市がおすすめできます

木造、鉄筋、鉄骨どれを選ぶ?

引越す地域が決まったら、次は賃貸の構造の特徴について把握しましょう

基本「木製」「鉄骨」「鉄筋コンクリート」の3つに別れていて、値段や耐久性、防音性など多くの違いが見られます

木造

木造建築の特徴は、家賃・管理費を抑えられることが特徴です

通気性も比較的良く、カビが発生しにくいこともメリットの一つです

ですがデメリット面が非常に目立つのが、木造住宅の特徴でもあります

  • 防音性が一番低い
  • 隣の部屋のスマホの振動が聞こえる
  • 冷暖房が非常に効きにくい
  • 虫が発生しやすい
  • 火災や地震に弱い
  • 付属してくる保険が高くなりがち

また、治安の悪さや、隣人トラブルに巻き込まれやすいのもデメリットの一つです

このように、ほかの構造と比べて家賃は非常に安いですが、その分デメリットも多いのでおすすめできません

鉄骨

鉄骨は、木造ほど不便ではなく、鉄筋コンクリートより費用がかからないので、バランスのとれた構造です

木造と比べると、「防音性」、「火災・災害の安全性」は高いですが、その分家賃は相場の約1万円ほど高くなることや、建築の関係上、部屋の角に凹凸があることもデメリットです

鉄骨に使われる金属の厚みによって耐久性が変わります

金属の厚みが「3mm以下なら築19年」、「3mmを超えて4mm以下なら築27年」「6mmを超えるのなら築34年」程度の物件を選ぶと、家賃を抑えられます

鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリートは、木造・鉄骨と比べ、メリットが多いです

火災・災害に強く、防音性も優れていて、気密性があるので、冷暖房が効きやすいです

デメリットはやはり、家賃が高くなることで、木造の約1.5万円ほど高くなります

カビが発生しやすいので、カビ対策も必要ですし、鉄筋コンクリートの物件自体少ないです

少し経済的に余裕のある方にはおすすめです

家賃を抑えるには、鉄筋コンクリートは木造より耐久性が高いので、築40年程度の物件を選ぶと家賃を抑えられます

敷金・礼金の仕組み

賃貸を契約する時に、家賃だけでなく、一度だけ「敷金」、「礼金」を払う必要があります

近年だと敷金礼金が無料の物件が増えてきましたが、念のため、ここで確認しましょう

敷金

敷金は、トラブルに備えるために、預け金として支払うお金です

退去するまで何もなかった場合は、全額返金されますが、賃貸も住んでいくに連れ消耗するので、原状回復費用として敷金が帰ってこないケースが多いです

相場は家賃の1ヶ月から3ヶ月ほどでしたが、最近だと敷金0円の物件が多くなりました

ですが、一番お金がかかる初期費用を減らすためにも、敷金が少ない賃貸を選びましょう

礼金

礼金は、家主や仲介業者へ、お礼のために払うお金です

厚意によって家主に支払われるお金で、それが習慣として残っています

ぺんぎん
ぺんぎん
「お礼することを強要している」とツッコんではいけない!

敷金と同じで、最近は0円の物件が増えています

敷金・礼金0円のデメリット

敷金・礼金が0円の物件が多いですが、気をつけるポイントがあります

それは火災保険や、害虫駆除などの、賃貸を契約する時ついてくるオプションが、割高になる可能性が高いことです

敷金・礼金0円にすれば広告にもなりますし、賃貸を条件付きで検索されるときに、敷金・礼金があるよりも、無い方が表示されるので、仲介業者にはメリットしか無いのです

なので、契約する時に余分なオプションが付いてこないか、確認しましょう

オプションについては次のPartで詳しく解説しています!

間取り別メリット・デメリット

一人暮らしにぴったりな間取りは「1R(ワンルーム)」「1K」「1DK」の3つです

これらの違いを簡単に説明すると

1Rキッチンと部屋に扉がない間取り
1K1Rと比べて、キッチンに扉がある間取り
1DK1Kと比べて、さらにもう一部屋ある間取り

となります

それに加えて、部屋の大きさを「畳」で表しますので、例えるなら「1Kの6畳」みたいに

表します

それでは、各間取りの特徴を見ていきましょう

1R

1Rは、一つの部屋に全ての設備がまとまった間取りです

家賃も比較的安く設定されているのが為一のメリットです

ですが、デメリットは

  • キッチンの匂いが部屋に広がる
  • 玄関を開けると、外から部屋の中が見えてしまう
  • バス・トイレが一緒の物件が多い
  • 冷暖房が効きにくい

など、家賃は安いが、デメリットが非常に多いことが特徴です

なので、気にする人はカーテンやパーテーションを利用し工夫する必要があります

1K

1Kは、キッチンがドアで区切られた間取りです

家賃は地域によって異なり、東京の平均だと約1万円ほど高くなります

ですが、「キッチンの匂いがしない」、「玄関から部屋を覗かれにくい」など、ドア一つあるだけで、生活のレベルが格段と上がります

他の間取りと比べてコスパが高く、特に目立つデメリットはないので、一番オススメできる間取りです

1DK

1DKは部屋が2つあるので、比較的自由に生活できます

以前に流行った間取りなので、築年数が経過していることから、相場は若干ほど高くなりますが、大きく値上がりすることはありません

特に地方都市に1DKの物件が多いので、引越す方は1DKの賃貸も検索すると、いい物件がみつかるかもしれません

おすすめは1K、場合によって1DK

物件の値段は、間取りより立地が決め手なので、経済的に余裕の無い方でも、1K、1DKの物件を比べると、安くて広い物件が見つかります

都心や郊外に住むのなら1Kがおすすめで、地方都市なら1DKも視野に入れつつ、1Kを中心に探すと良いでしょう

一階が良いのか二階がいいのか

「最上階」「2階」「1階」ごとに特徴を箇条書きで表しました

最上階

  • 上の階から聞こえる足音が聞こえない
  • 防犯性が一番高い
  • 虫が寄ってこない
  • 通気性がよい
  • 夏は暑くなることも

2階

  • 2階でも虫は寄ってくる
  • 街頭の側だと、遮光カーテン必須
  • 通気性が一階いい
  • 一階が飲食店の場合はおすすめできない

1階

  • 虫が寄ってくる
  • 防犯性・通気性・悪い
  • その分家賃が安い

以上のことから、まとめるとこうなります

2階は上の階から足音が聞こえることと、下の階に自分の足音が聞こえる場合があるので、両方とも気を使う必要があります

その点1階は、虫やカビとの戦いが中心になり、加えて防犯対策もしなければなりません

そのため、一番おすすめできるのは最上階で、もし空いてなかったり、2階建ての建物だっら2階を選ぶことがおすすめです

部屋の向きは南向きでいいの?

物件の方角は、日当たりの良さと、湿度に影響を与えるので重要で、いちばん南向きの物件が人気です

別件の方角が違うだけで、何が変わるのか解説します

南向き

南向きのメリットは、陽の光が部屋の中に差し込むので、一年中明るいことがメリットです

そのため、洗濯物が乾きやすくなります

真夏のときは、光が垂直に当たり、必要以上に差し込むことがなく、冬の場合は日が傾くため、部屋の奥まで光が届きます

日本の季節と相性がいいことが、南向きの特徴です

デメリットは、夏は熱くなりやすいことや、陽の光で家具や本などが焼けやすいこともあるので、対策は必要で、家賃の高くなります

  • 時間帯に左右されず、いつでも明るい
  • 真夏の時だと、光が奥まで入らない
  • 冬の時期は奥まで光が入る
  •  洗濯物が乾きやすい
  •  家賃が高くなる
  •  夏は暑くなる
  • 家具などに日焼けを起こす

東向き

太陽が東から昇るので、午前中は明るいですが、午後になると光が入らなくなるので暗くなることが、東向きの物件の特徴です

そのため、朝から活動したい方に向いています

陽の光で目覚めることが出来るのは東向きのメリットと言えます

  • 朝日が昇るので、朝から活動したい人に向いている
  • 午後は暗くなる
  • 洗濯物は午前に乾かしたい

西向き

西向きは東向きよりとは逆で、午前が暗く、午後が明るいです

午前の時間帯はは夕方の時間帯より明るいので、東向きより、日照時間が長くなります

デメリットは西日が強く、夏は常に暑くなること、冬の早朝は非常に薄暗くなることです

ですが西日が強いことから、冬の夕方は暖房の節約が出来ます

  • 午後は明るく、南向きの次に日照時間が長い
  • 西日の強い地域だと注意が必要
  • 午後は暑くなるため、夏は熱く、冬は温かい
  • 明るい時と、暗いときの差が激しいため、一長一短

北向き

北向きの物件は、家賃が安いことが特徴です

日が入らないため、カビが生えやすい、洗濯物が乾かないなどのデメリットが多くなります

特段の理由が無い限りはおすすめできません

強いてメリットを上げるとすると、本や家具が日焼けしにくくなることが挙げられます

  • 家賃が少し安くなる
  • メリットよりデメリットが多い
  • 洗濯物も乾きづらいのでおすすめできない
  • 湿気が高く、カビが生えやすい
  • 常に薄暗い
  • 一日中照明を付ける必要がある

実際に内見しないと分からない

資料に南向きと書いていても、物件の向きの傾きや、周りの建物の状況によって、陽の光の入り方は大きく変わります

なので、実際に内見するまでわかりません

あくまでも参考にしてください

悪い物件の条件とは?

ここまでは、かしこく検索条件をするために、6つの項目について解説しましたが、それだけではまだ足りません

例えば、下の階に飲食店があり、相場より家賃の安い物件があったら契約しますか?

一見何も問題が無いように見えますが、その物件は飲食店からゴキブリが出やすくなるので、おすすめできません

このように、6つの項目以外にも事前に勉強しないと、何が悪い物件なのかが分からないのです

そのため、悪い物件の特徴について重要度別に解説します

悪い物件の特徴(重要度高)

これらの物件は、日常生活を送れなくなるほど、条件が悪い物件です

契約すると後悔するので、特段の理由がない限り、一つでも当てはまる項目があれば、契約しないことをおすすめします

  1. 1階がコンビニや飲食店
  2. 洗濯機が屋外
  3. 木造建築である
  4. ロフト付き物件
  5. アンペア数が30以下
  6. 北向き
  7. 新築

1階がコンビニや飲食店

一例として紹介しましたが、一階にコンビニや飲食店がある場合は、ゴキブリが大量に発生するので、苦手な人は絶対に控えるべきです

最悪の場合、ネズミが発生することがあり、ネズミから病原菌を貰うおそれや、配線をねずみが噛んで火災を発生させるリスクがあります

家賃が安くても、ネズミの駆除費用は平均5万円と高額なので、結局お金が掛かります

洗濯機が屋外

間取りを見ると洗濯機を置く場所がない物件もあり、その場合は外に置かれている共用の洗濯機を利用しなければなりません

洗濯機は高額な家具にもかかわらず、外に置く必要があるのでホコリや砂が混ざり、キレイに洗濯できなくなります

特に服の汚れが気になる方や、女性の方は避けるべきでしょう

木造建築である

木造は上記で説明した通り、デメリットが非常に多いので、おすすめできません

防音性や耐火性、耐震性が低く、家賃が以上に低いたので、住民の民度も低い場合があります

ロフト付き物件

物置にしか使い道が無いのでおすすめできません

ロフト付き物件は、下の階が狭い場合が多く、家賃と割り合わないです

寝室として活用する前提なのですが、特に夏は寝付けなくなるほど熱く、エアコンや扇風機を回すと、電気代がたかくなるため、結局出費が高く付いてしまいます

アンペア数が30以下

ブレーカーを見れば、アンペア数が分かり、15や20だと停電が起きやすく、一人暮らしの場合は最低でも30アンペアは必要です

アンペア数を工事などで変えることはできないので、内見に行く前に、仲介業者に聞きましょう

北向き

北向きの物件は、日当たりが悪く、湿気も溜まりやすいので、カビが発生する確率が高いです

洗濯物も乾きにくく、デメリットが家賃と見合わないのでおすすめできません

常に薄暗く、一日中電気をつける必要があるので、結局出費が高くなります

新築

新築と築20年の家賃を比較すると、平均2万円ほど家賃に差があるので、避けるべきです

新築のメリットは、外装や設備がキレイに見えるだけなので、ほとんど生活に直結するメリットはありません

上記でも説明しましたが、一番下の築年数は「木造」、「鉄骨」は築20年で、「鉄筋コンクリート」は築40年の物件を選ぶと、家賃が下がるのでおすすめです

悪い物件の特徴(重要度低)

これらの条件は「できれば控えてほしい条件」です

少しデメリットが気になるものの、一般的な生活は送れますし、家賃も少し下がります

当てはまらない物件の方がもちろん良いですが、この中から妥協点を決めて物件を探すことで、家賃を抑える事ができます

  1. 一階の賃貸
  2. すぐ近くに田んぼがある
  3. 自炊できないほど狭いキッチン
  4. 坂道の起伏が激しい立地
  5. 光回線の工事が済んでいない

一階の賃貸

一階だと、湿気がたまり、カビが生えやすいだけでなく、蚊やブヨなどの虫も入りやすいですし、日当たりも弱いです

防犯面にも弱いため、女性の方は避けたほうが良いでしょう

すぐ近くに田んぼがある

近くに田んぼがあることで、虫が発生するだけでなく、夜になると蛙の声が非常にうるさくなるので、注意が必要です

特に夏・秋頃がうるさくなるので、イヤホンで音楽を聞くか、耳栓を付けるなどして、工夫をする必要があります

自炊できないほど狭いキッチン

自炊することは、食費を抑えることができ、塩分の接種も控えられるので、豊かな生活を送るのに必要です

そのため、自炊できないほどキッチンが狭い場合は自分でテーブルを置くなどして、工夫してスペースを確保する必要があります

また、他の記事で、誰にでも出来る自炊テクニックを取り上げる予定なので、私と一緒に自炊して、食費を抑えましょう!

坂道の起伏が激しい立地

坂道がキツイ場所は家賃が安いですが、毎日通勤する人にとっては、非常に不便です

電動自転車を買うことで対策はできますが、電動自転車は非常に高価で、駐輪代も掛かるのでおすすめできません

テレワークや、インターネットで仕事する方など、毎日通勤する必要がない方ならおすすめできます

光回線の工事が済んでいない

オンラインゲームをする人なら、光回線を利用する必要があります

下の表を御覧ください

光回線完備部屋まで光回線が通っているが、光回線の業者を自分で選べない
光回線対応自室まで通ってないが、簡易工事することで開設が可能。
自分で好きな業者を選べる
光回線未対応工事をすることで設置が可能だが、費用が非常に高額

光回線が通ってない場合は、トラブルを避けるために、大家さんに工事の許可を取る必要があるので、気になる賃貸があったら、仲介業者に連絡して確認を取りましょう

光回線の業者ごとで価格や性能が違うので、こちらで詳しい解説をしています

できれば我慢したい条件

これらの条件は、「余裕がない人なら、我慢してほしいなぁ」と思う条件です

条件の共通点は、対策しやすく、節約にも繋がることです

  1. 近場にスーパーや駅などの施設がない
  2. WIFIが付いていない
  3. 川沿いの物件である
  4. プロパンガス

近場にスーパーや駅などの施設がない

スーパーの施設が遠いなら自転車で行きましょう

駅チカになると、家賃が3割ほど高くなることや、物件が無い地域もあるので、ここは割り切ってほしいところです

WiFiが付いていない

賃貸のWiFiは、速度が非常に遅い場合があるので、WiFiの有無で賃貸を選んではいけません

毎月お金が掛かりますが、自分で契約することをおすすめします

川沿いの物件である

川やダムが近い場合、水害のリスクが非常に高まります

2階、3階の物件を契約しても、1階が浸水したら脱出できなくなるのでおすすめできません

また、川が濁っていたり、ゴミが多く流れるなど、整備されていない川の場合は、カビや虫、においが発生するので、絶対に控えましょう

しかし整備されているきれいな川の場合、日当たりは良く、川が流れているため夏は涼しくなり、風も通るので湿度も低く、家賃が安くなるなど、多くのメリットがあります

デメリットも多いですが、メリットも多いため、できれば我慢したい条件に入れました

プロパンガス

ガスはプロパンガスと都市ガスの2種類あり、プロパンガスは業者が自由に値段を設定でき、ガスの運搬や設置などで人件費が掛かるので、都市ガスと比べて約1.5倍~2倍ほど値段が高いです

そのため、可能であれば都市ガスを利用できる物件を契約するべきです

ですが、地方に行くと、プロパンガスしかない物件が多いことや、値段が高くなるだけで不便性は変わらないこと、災害に強いことなどメリットもあります

都市ガスに絞ると物件が少なくなるので、最初は都市ガスで探し、みつからなかったらプロパンガスで探しましょう

すべての条件をクリアする物件はほぼない

以上で、いい物件の特徴について解説しました

全ての条件を満たす物件は、なかなか見つからないと思います

そのため、自分が妥協できる条件を決めることが、いい物件を探す上で非常に重要です

光回線は必要なのか、同棲する予定はあるのかなど、人によって様々です

なので、自分の状況に合わせて、いい物件を見つけてくださいね!

内見に行く!

気になる物件が見つかったら、内見に行きます

実際に現地で行って、インターネットや文書には乗っていない情報を探すことが目的です

内見に行かずに契約してしまうと、停電しやすかったり、他の住民の民度が低いなどで、思わぬハプニングが発生します

それを未然に防ぐためにも、内見には絶対にいきましょう

内見に行くときの注意点

内見は最低でも昼と夜の2回行きたい

内見は少なくても昼と夜の2回行きましょう

理由は、昼と夜では、知れることが違うからです

例えば、

  • 夜の帰り道の交通量はどのくらいか
  • 昼と夜で温度はどのくらい変わるのか
  • 夜になると虫はどのくらい寄ってくるか
  • 外は騒がしくないか

など、昼と夜の内見を比べることで、さらに多くの情報を得ることが出来ます

いずれ自分の住む部屋なので、離れていても内見は2回行きましょう

できればメールでやり取り

メールでやり取りしたほうが、質問する箇所や契約していいかなど、自分のペースで考えられます

また、仲介業者は上記で説明した通り、会社の利益を優先して物件を紹介するので、契約する時に値下げ交渉をする予定です

メールでやり取りすれば履歴が残るので万が一裁判を起こす時の証拠として利用できます

ぺんぎん
ぺんぎん
値下げ交渉については、次のPartで詳しく解説しています!

また、絶対に電話でしか対応できないのなら、その業者控えたほうがいいでしょう

内見でどこを見ればいいか

  1. 共用部分がキレイで、住民の民度が低くない
  2. 壁が薄くなく、防音機能が高い
  3. 床が傾いていないから、めまいやストレスを感じない
  4. クッションフローリングではないから、退去費用が掛かりにくい
  5. 近くに線路や道路など大きな音のする施設などが無い
  6. 日当たりと風通しが良く、湿気が溜まりにくい
  7. コンセントの数は十分にあるか
  8. 置いてある家電が残置物ではないか

共用部分がキレイで、住民の民度が低くない

共用部がキレイに扱われているかで、その物件の民度が分かります

特にゴミを扱う共用部分は、顕著に現れるので、確実に確認しましょう

他に共用部は

  • 駐輪場は散らかってないか
  • エントランスにゴミが捨てられていないか
  • ポストにチラシが詰まっている住民が多くないか

を目安に見てみると良いでしょう

賃貸を決める上だと民度は非常に重要で、民度が低すぎると、騒音問題などに繋がります

壁が薄くなく、防音機能が高い

壁が薄いかを確認するためには、一度壁をノックすることで分かります

ノックした時、壁が振動するようでしたら、防音機能が低いです

また音の高さでも、防音性能を確かめることができます

壁が薄くても、自分の部屋と隣の部屋の間に押し入れがある間取りだと、防音性が高くなるので覚えておきましょう

床が傾いていないから、めまいやストレスを感じない

床が傾いていたら、その賃貸は必ず契約しないようにしましょう

ビー玉が転がる程度の傾きでも、人によってはめまいを起こし、日常の生活に支障をきたします

さらにその物件に住み続けることで、傾きが大きくなるので控えましょう

特に木造建築に多いので、もし木造に住むようでしたらビー玉を持参して内見に行きましょう

クッションフローリングではないから、退去費用が掛かりにくい

フローリングの硬さが柔らかい場合、冷蔵庫や、ベッドなどの家具を置いただけで跡が付くので、必ず退去費用が発生します

どの程度の費用がかかるのかは、付き添いのスタッフに聞いても、正確な値段を割り出すのは難しいので、退去する時に予想より大きな額を請求される場合があります

そのため、フローリングは硬い物を選ぶと無難でしょう

近くに線路や道路など、大きな音のする施設などが無い

たとえば

  • 学校
  • コンビニ
  • 繁華街
  • 保育園
  • 公園

などが近くにあると、騒音の原因になります

また、大きな道路が近くにあると、救急車やパトカーの音が鳴り止まない場合もあります

内見に行って、部屋からどのくらいの音が聞こえるのか確認しましょう

内見しに行く前でも、地図アプリで音のする施設が無いかを確認することができるので、ぜひ利用してください

日当たりと風通しが良く、湿気が溜まりにくい

仮に、南向きの物件を選んでも、近くの建物次第では、まったく風が来なかったり、陽の光が入らない場合もあります

特に鉄筋コンクリートだとカビが発生しやすいので、注意が必要です

コンセント(ネットルーター)の数や位置は適切か

コンセントの数は、今後の生活の快適さに直結します

数が極端に少なかったり、変な位置にあったりすると、延長コードを利用することになり、足がコードに引っかかることや、インテリアの景観が悪くなるなど、非常に不便です

さらに、コンセントの数を増やすことはできません

また、ネットルーターの位置はパソコンの位置に直結するので、コンセントの位置と同時に確認しましょう

置いてある家電が残置物ではないか

置いてある家具、エアコン、洗濯機が残置物ではないか確認することも大切です

残置物は、前の居住者が置いていったもので、その家具が壊れたら、実費で修理・処分しなくてはなりません

契約する直前で知らされることが多いので、付き添いのスタッフに残置物はないかあらかじめ確認することが大切です

まとめ

ここまで、お部屋探しから内見に行くまでを解説しました

覚えることが多く大変だったと思いますが、いい部屋を探すためには事前知識が大切です

特に引っ越しは、一度でも失敗すると、また引っ越しする我慢しなければならないので、できる限り不安要素を無くして行きましょう!

次のPartは契約についてまとめました

仲介業者はボランティアではないので、顧客ではなく利益を出すことを中心に働いています

そのため、不当な請求が多く、特に18歳~20代前半は狙われやすいです

そのため次のPartで、値切りの技術を身に着けて、かしこく契約しましょう!

インターネットや店舗から部屋を探す

インターネットからだと手軽に始められるので今からでも行動できます

大切なのは1つだけのサイトではなく、いろんなサイトを利用して探すことです

レインズの仕組みを知ることで賢く物件を探すことができます

また、地域密着型の店舗でレインズに乗ってない物件を実際に探すのも良いでしょう

そのときは大手企業の店舗に行かないように!

自分の条件を決める

条件や特徴を知り、自分の好みに近い物件を探します

好みが完全に一致している物件は絶対に見つからないので妥協点を探すことが大切です

ですが絶対に妥協しては行けない条件があることを忘れないでください!

内見に行って実際に確かめる!

内見は無料で行くことができ、実際の雰囲気が知れるので必ず行きましょう!

共用部分が荒れてないか、残置物はないかを確認して、無駄な出費が出さないように意識してください

契約した後で後悔しないようにここでしっかり確認してください!

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